Camarade Store Story (キャマラード ストア) #2 オーナーの想いと仲間

Camarade Store

Camarade Storeのオーナーはジャム作家である。そう作り手である。
このショップの立ち上げは作り手でもあるオーナーが作り手の状況や気持ち、今の主軸はネットショップだという風潮への疑問などを織り交ぜて確固たる強い意志をもって始めた実店舗である。

“ 双方が安心できてかつ確実に商品を提供できる場所=お店を持つことに至りました。とは言え、お店を持つことはそう簡単なことではありません。物件探し、運営、悩みも多く、投資も必要。
同じような仲間たちを見ていても、先立つものがない人、お店を持つなんて鼻から考えたことがない人、考えていても踏み出す勇気がない人、毎日営業する自信がない人、いろんな事情でチャンスを逃している人が沢山いると思っています。だったらみんなで助け合えるお店ができたらいいな。 ”

(Camarade Store加盟店募集専用サイトから引用)

Camarade Storeができたきっかけはこのオーナーの想いからである。作り手になった時、漠然と思うのが「自分が作ったものを世に出したい」ではないかと筆者は考える。しかしそこにはいくつもの壁があり、きっと途中で挫折している作り手も多いのではと思う。そこに着眼したオーナーは自分のアイデアをそんな作り手たちと共に解決していこうと行動を起こしたのである。

Camarade Store(キャマラード ストア)のコンセプト

camarade store
camarade store

「キャマラード」はフランス語で「仲間」という意味だ。聞きなれない言葉だが口にしやすいイントネーションなのか耳に残る。そして意味を知るとストンと腹に落ちてくる。すべては” Camarade “とから始まる。

Camarade Store(キャマラード ストア)の加盟店制度

Camarade Store

“ やっぱりお客様の顔を見て、手に取っていただいて感想を直接聞ける醍醐味は何ものにも変えがたい財産だと感じています。お客様にとっても、私たち製造者(作家)にとっても、いつもいつでも会える場所は、安心感と信頼関係が生まれると感じています。 ”

(Camarade Store加盟店募集専用サイトから引用)

作り手とお客様が対面で会話をしながら時間を過ごす実店舗はもはや半減するのでは?と思われていて、ネットショップですべてが解決してしまうという傾向だが、オーナーは「作りてとお客様があるべき姿」が絶対に必要だと考えている。

このようなオーナーの想いがつまったCamarade Storeの存在があるからこそ、下記の独自の加盟店制度が生まれた。

1.一つのお店で様々な商品を扱う
 
作り手の商品のみの販売だと集客に限界があるという事実と自分以外の作り手の商品に触れてもらうことで自分の商品も同様に触れてもらえる機会が増える。

2.週一は店頭に立つ

自分の商品だけでなく、志が同じ仲間の商品も扱うことで新しいヒントやお客様の声を冷静に受け止めることができるので商品企画や開発が実践で学べる。

3.同じブランドで商品を並べる

作り手の作品は毎日店頭に並べることができるので店頭に立たない日でも売れるチャンスがある。ブランド力は小さいかもしれないが仲間同士でイベント企画したり、限定商品を作るなど幅が広がる。またSNSなどの繋がりも増やしていける。

※加盟店制度の詳細はこちら

少し独特だとオーナー自身も語っていた。しかし筆者としてはすべては自分の利益優先ではなく、埋もれているかもしれない可能性のある作り手の仲間に対して共に頑張ろうということではないかと思った。「仲間がいるからこそできる」「お客様との会話を財産に」とは製造者の基本である。それをモットーとしているからこそのルールだと理解できる。

Camarade Storeは個性を潰してしまう存在ではなく、後押ししてくれる唯一無二の存在だ。今後はショップだけにとどまらず、作り手に必要な創作する場所、機器などを提供し可能性を広げていくことを今後の展開と考えているようだ。今後の飛躍に期待である。

取材後記 by Atsuko Harada

今回の取材で話を聞いていてSNSだけでは感じられない深い想いを伺うことができた。オーナーも今まで紆余曲折があったからこそ、それだけ色々と経験し熟考してきた結果だと思われる。でもいつも最後に己を信じたことで「ワンチャンス」に出会えた。いわゆるチャンスの女神の前髪を掴んだ人物である。プラスして一番感じたのは内にも外にもアツい人間であることは間違いない。

今回忙しい中、今までのことそしてこれからのことを沢山話していただいた。感謝である。筆者もやっと自分が何をしたいのか、そしてこれからどういうことをして生きていきたいのかかろうじて見つけた時期でもあったのでオーナーの話を聞いて、女神の前髪がどこにあるかを見極める感性と瞬発力・行動力が大切なんだと感じた。その一つがCamarade Storeなのであることも。

【所在地】
東京都武蔵野市西久保2-12-7宮本ビル1F

【最寄り駅】
JR三鷹駅徒歩6分、吉祥寺駅徒歩14分 / 車出向可能

【近隣商業施設】
ファミリーレストラン 藍屋
JA農協新鮮館
すかいらーく本社グループ
スーパーいなげや

【電話番号】
03-5980-8567

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